ここ数年ブームとなっている糖質制限。
最近、日本では糖質制限とは反対の「糖質を食べて痩せるジム」なんていうのも出てきているようです。

実は現在のような糖質制限ブームが起こる前は糖質を食べるダイエットというのは
パーソナルトレーナーの指導の中でも当たり前に行われていた方法です。

以前から行われていたダイエット法を推奨する事がインパクトがあるように映るほど
糖質制限が広まってきているという事でしょう。

糖質制限が広まっていくのは良い事ですが中には
「糖質制限でないと痩せない。糖質を食べていたら痩せない」
とまで思っている人も出てきました。

私は健康面とダイエット面の両方で糖質制限の方は有利な点が多い為、糖質制限は推奨派です。

ダイエットは糖質制限でないとダメなのでしょうか?

勿論、糖質制限はダイエットの方法論の一つですので他のダイエットが駄目という事はありません。

多くの研究結果からも糖質を食べるダイエット体重減少に効果があるのは確かです。
有名な所でいうと2007年にJAMAに掲載された糖質制限と糖質を食べるダイエットを実施し
1年間追跡調査を行い効果を比較した研究や
2008年にニューイングランドジャーナルに掲載された研究論文です。
これらの論文はその当時、糖質制限の有効性を示す際に根拠として引用されてきた論文ですが、
糖質制限以外の方法もしっかりと体重低下はおこっています。
これは糖質を食べるダイエット法にも効果があるという事を証明しているとも言えるでしょう。
比較的、最近の研究でいうと2018年にJAMAに掲載された糖質制限ダイエットと脂質制限ダイエットを比較したものがあり、こちらの研究も両ダイエットは同様に体重低下はおこっています。
ちょっと補足すると、こちらの研究は糖質制限といっても、4:3:3に近いバランスで食事を摂っています。
まあ、どちらにせよ今回のブログのテーマである脂質制限や4:3:3ダイエットも効果があるという根拠とはなりますね。

糖質制限、低脂肪ダイエット、4:3:3ダイエット全ての方法においてダイエット効果は得られる事はエビデンスでも証明されています。

4:3:3ダイエットとは
1日に摂取する食事のカロリーを
炭水化物4割、たんぱく質3割、脂質3割のバランスで食べるダイエット法の事です。
昔、日本でも話題になった事があるのです(君は覚えているか⁉)

また糖質制限は良い方法ではありますが日常生活において糖質を抜くという行為の徹底が難しく
1週間の内2、3日しか糖質カットが出来なかったりと糖質を制限する事の継続が難しい場合は
糖質制限はあまりお勧め出来ません。

あと、これはパーソナルトレーニング指導において実際に起きた問題なのですが
糖質制限を行うと子供が真似をする。なので継続がむずかしい。
子供が何でも親の真似をしたがる時期というのはあると思いますので、
このような問題が発生する場合には糖質制限以外でダイエットを行うと良いでしょう。

病気の治療目的で子供に糖質制限を処方する病院も存在しますが、そういった目的がある場合をのぞき成長期において糖質摂取は大切です。

親の真似をしたいという動機だけの糖質制限では徹底した糖質カットは難しい可能性は高く、その意味でもあまりお勧めは出来ません。

ここでの糖質制限とは糖質を摂らない生活という意味ですので、子供がおやつに食べている大量の砂糖菓子を少し減らすといった制限は良いと思います。

様々な理由により糖質制限が難しい場合には

糖質を食べるダイエット法である
低脂肪ダイエットや
4:3:3ダイエットを行うと良いでしょう。
ちなみに筆者が20代の頃に初めて東京で開催されたフィットネスコンテストで優勝した時は
毎食、糖質を食べて12kgの体重減少、体脂肪率は3%台にまで引き締め大会に出場しました。

低脂肪ダイエット、4:3:3ダイエットを行う際は

低脂肪ダイエット、4:3:3ダイエットを行う際は

・糖質を摂る時間帯
・糖質を一度に摂取する量
・どのような糖質を摂取するか

などをしっかりと計画し徹底していくのをお勧めします。

また糖質制限時に必須とされるココナッツオイルやMCTオイルといったダイエット食品も
「低脂肪ダイエット」実践時においては摂らない方が良いでしょう。
4:3:3ダイエットの場合には油は全体のバランスの3割は摂取可能ですので
摂取したら駄目ではありませんが、摂取量には注意します。

糖質を食べるダイエットというのは糖質制限とは異なり
不自然なダイエット法ではないというイメージがあるかもしれませんが、

タイで外食が多い方にとっては糖質を食べるダイエットの方が継続する事が困難なシーンも多いので、
お店選びなど慎重に行っていきたい所です。
外食では調理の際に使用される油の量が多い事があるので
寿司や海鮮丼などは上手く活用出来そうですね。

筆者の場合はダイエットに関しては年間計画があり今月より低脂肪ダイエットを実践中です。
こちらの記事を書いたのが2020年1月。
2021年11月現在も10月のロックダウン明けから低脂肪ダイエットを行っており、12月より糖質制限です。

ダイエット・糖質制限

まとめ

ダイエット情報というのは実施しているダイエットによって
自分にとっては当てはまらない情報も多く
今、自分はどういうダイエットを行っているのかをしっかり理解し実践する事が
この情報化社会のダイエットにおいて成功を決める重要な要素となるでしょう。

アジアハーブパーソナルトレーニングではご入会を検討中のお客様を対象に
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運動初心者のダイエットからボディメイクコンテストで優勝したいといった要望まで
ご対応可能ですのでお気軽にご相談下さい。

パーソナルトレーナー あき大野

トレーナー歴17年
国際ライセンス資格保持者(NSCA-CSCS)
ゴールドジム公認パーソナルトレーナー(2011‐2017)
AsiaHerbAssociation マスタートレーナー(現在)
タイ古式マッサージ講師
NSCA-CSCS

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あき 大野

あき 大野

NSCA-CSCS 全米ストレングス&コンディショニングスペシャリスト キャリア19年。日本ではゴールドジム公認パーソナルトレーナーとして多くのクライアントのボディメイクを成功に導いてきた肉体改造の専門家。 健康やボディメイクにおいて重要な要素である運動・食事・休養 30代は休養についての学びを深める為に来泰。半年間、タイ古式マッサージ学校へ住み込みでマッサージ修行を行う。現在はバンコクへ上京し活動中。

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